英詩と日本詩人 |
From inside the book
Results 1-3 of 57
Page 86
... ならず,なかきらみ暗の中には嫌はしき者住めるを認る,然れどもこれは彼を厭ふ者ならず,なかみ暗の中には醜きもの居れるを認る,しりぞ然れどもこれは彼を退くる者ならず,なかさがみ暗の中には激しき性の者歩むを認る,然れどもこれは彼の前を逃ぐる者ならず ...
... ならず,なかきらみ暗の中には嫌はしき者住めるを認る,然れどもこれは彼を厭ふ者ならず,なかみ暗の中には醜きもの居れるを認る,しりぞ然れどもこれは彼を退くる者ならず,なかさがみ暗の中には激しき性の者歩むを認る,然れどもこれは彼の前を逃ぐる者ならず ...
Page 130
... ならず人の終は墓なくも土より来り又土に最とたしかなる事ぞかし墓にうづまるものならず帰ると云ふは肉体ぞそりや霊魂の事ならず━終連─されば人々怠たるなしばし運命如何にうたなきもたゆまず止まず自若とし暫時も猶予するなかれ心を落すことなかれ功名 ...
... ならず人の終は墓なくも土より来り又土に最とたしかなる事ぞかし墓にうづまるものならず帰ると云ふは肉体ぞそりや霊魂の事ならず━終連─されば人々怠たるなしばし運命如何にうたなきもたゆまず止まず自若とし暫時も猶予するなかれ心を落すことなかれ功名 ...
Page 157
... ならず死ぬるの外はあらざらん其二右を望めば大筒ぞ共に打出す砲声は響の如く凄まじや猛り立てぞ進むなる勇んで乗り入る六百騎外山正一訳並ひて進む一里半将は掛れの令下す訳を糾すは分ならずこれ命これに従ひて死地に乗り入る六百騎前も左りも又筒ぞ天に ...
... ならず死ぬるの外はあらざらん其二右を望めば大筒ぞ共に打出す砲声は響の如く凄まじや猛り立てぞ進むなる勇んで乗り入る六百騎外山正一訳並ひて進む一里半将は掛れの令下す訳を糾すは分ならずこれ命これに従ひて死地に乗り入る六百騎前も左りも又筒ぞ天に ...